ベル・ばら・つれづれ日記

主にベルばら関連。

オスカル嬢

1日遅れたけど、オスカル嬢261回目の誕生日、おめでとーございまーす♪

261年という月日はキリスト降臨から2,000年以上の歴史を考えればほんの短い間だけど、
連載開始した1972年から今までの44年間でどれだけ発展してきたかを思えば(当時は私もまだ生まれていなかったけど)、
オスカルやアンドレが生きていた時代に恐ろしい医療法が信じられていたり、トイレやお風呂がなかったり蝋燭や馬に頼っていたのもわかる気がする。
ただ、ジャルジェ家にはちゃんとトイレがあり、アントワネットの影響を受けて入浴していた…と信じよう。


さてオスカル嬢はドレっちに負けずなかなかセクシャルな発言をしている。

わたしの知っている唇は熱っぽくて
弾力があって
すうようにしっとりと
わたしの唇を
おしつつみしのびこみ

オスカル嬢、1度目は傷心で寝たフリしてた時に不意討ちされ、2度目はいきなり襲われた時だったのにここまでドレっちの唇を覚えているとは…
よほどドレっちの熱~いキスが忘れられなかったのね!

またそのドレっちが逝ってしまった後に

わたしの体の中を
あんなにも くるおしく熱く かけぬけていったのは
おまえではなかったか!?

と泣いている。
何も知らない少女時代はかわいそうで泣きながら読んでいたけれど、
よく考えるとかなりすごい。

さぞかし激しかったんだろうなー
初めてでオスカル痛かったに違いないけど
絶対1ラウンドでは終わらなかっただろうなー

などと想像してしまう。

これが、ベッドシーンすら描かれていなかった時代の少女マンガのセリフなんて…!!
※OAの夫婦の契りは、少女マンガ初のベッドシーンだとか。
さすが恋多き池田理代子サン。

なんだかんだで、ベルばらは少女マンガでもあり、歴史マンガでもあり、セクシャルな想像もさせてくれる大人のマンガでもあるのだ。
未だに人気なのも納得っす。